108

葉山クリニック(内科、脳外科)の撫中です。煩悩とは、仏教の教義の一つで、身心を乱し悩ませ智慧を妨げる心の働き(汚れ)を言うそうです。「108」というのはその数ですが、謂れについては、諸説あります。「四苦八苦」=「4×9+8×9=108」であったりします。そしてその心の乱れがない世界を「涅槃(ねはん)」というのだそうです。修行僧は「涅槃」を目指し、修行をします。私達、俗人は「煩悩」まみれで生活しています。英訳すると、worldly passions or desireとなるそうで、欲望あるいは単に「欲」となります。欲を捨てれば、「涅槃」が待っているのか。「欲」のために多くのストレスを抱えるのが現状です。そこから病気も発症します。欲張らなければ、病気にもならないものなのか、自問自答する昨今です。今年は、除夜の鐘、数えてみます。107回は年内、108回目は年明けに打つのだそうです。ただ、最近起きていられないので雰囲気だけにしときます。