宗像市葉山クリニックの撫中です。表題は中島美嘉の歌曲です。早朝、新聞受けで、空を見上げた時、星が見えます。しかし、曇っていると見えません。また、夜が明けてくると、「見えない星」になります。星には明るさの程度で1等星から6等星まで分類がされています。紀元前にヒッパルコスという天文学者が恒星を1等星から6等星までの6段階に分け、若干形を変え、視等級として現代でも使われています。自分が何等星まで可視できるのか確認していませんが、「見えない星」を聴くと、今日一日の仕事、今までの仕事の様子など働くこととリンクして充実感と同じくらい悲哀を感じるのです。見える星は夜、見えない星は早朝を感じ、早い時間から起きて仕事するイメージが湧いてくるのでしょう。強いられたことではないのですが、自身の運命、性(さが)を実感するのです。遥か紀元前にも同じ思いを持った小市民がいたことを想像しながら、今日も「見えない星」を聴きました。