宗像市葉山クリニックの撫中です。気づけば、5月末。年が変わっていろいろ出来事はありましたが、早半年近く経過したことになります。人は時間の経過を遅く感じたり、早く感じたりします。相対性理論には「時間の相対性」という概念があり、時間の流れ方は絶対的ではなく、移動速度によって異なる相対的なものだ、とされています。どこで観測しても光の速度は同じだとされています。静止時、自動車での移動時、はてはロケットに乗っていようが、そこから見える光の速度はいつでも同じであることを意味します。光の速度が変わらないように見えるためには、観察者である自分の時間を遅らせる必要があります。つまり、自分の移動速度が光速に近づけば近づくほど、自身に流れる時間は遅くなるのです。とすると、時間が経つのが早いと感じるのは、自分の速度が遅いということになります。つまり、毎日、変化のない時間を過ごしていると、あっという間に時間がたつということなのでしょうか?確かに年齢が進むと若い時よりは1年が短く感じる気がします。若いときは体験することすべてが新奇なものです。年齢を重ねるとそうそう新奇な体験は増えません。何か新しいことに取り組まないと、自分の時間を遅らせることはできず、どんどん時間があっという間に過ぎるということです。何か始めよう!と思います。