宗像市葉山クリニックの撫中です。映画「ゴジラ-1.0」で、ゴジラが放射能を口から吐く前に背中の突起がひかります。youtubeでの岡田斗司夫さんの解説では、これを「チェレンコフ放射」と呼ぶのだそうです。相対性理論では光の速度(c)は一番速いとされています。定義では真空中での理論で、空気や水といった溶質中では(c)よりも遅くなるそうです。例えば、水中では0.75c。前述のゴジラの光は、溶質中の光の速度を超えます。光より速いものとして想像できるものが、「タイムマシン」。未来からの光を先回りしてみることで、未来を見れる、つまり未来に行く、ことができる、というものです。ゴジラの光は少し未来から来た光であるならば、そうだといえます。ちなみに夜空の星の光は何億光年もかけて地球に届いた光もあり、それは何億光年前の光、つまり過去を見ているということになります。想像は広がりますが、夜空はきれい、と思ってみるだけで十分ですね。