2018.06.23更新

宗像市葉山クリニックの撫中です。6/21は夏至でした。日長時間が最も長い日です。個人的には夏が好ましい季節というおもいが年々増しています。しかし、実際には夏至を迎えるとなんだか夏がおわった感覚になってしまうのです。つまりその日を境にその後、日長時間が徐々に短くなることを思って、好きな夏がおわると短絡してのことだと思います。実際には一般的にこれから2-3か月暑い日々が続くのですが、、、。「うつ」?冬うつというのはよく聞きます。医学的にも日長時間を夏並みに逆転させて治療した論文もあり、日長時間は「うつ」に関連しているようです。夏至の時期、確かに「日長時間」は長いのですが、梅雨と重なり、日照時間は必ずしも長くなく、曇り空は何となく、寒くはないですが、「冬空」なのでしょうか?この時期「半夏」という薬草が育つと聞きます。半夏は「精神安定」作用があり、漢方の主力成分のひとつです。一般的ではない「夏が終わると、寂しい」感覚を半夏餅でも食べて癒したいと思います。

投稿者: 葉山クリニック

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