2024.12.18更新

宗像市葉山クリニックの撫中です。ちなみにある統計によると、人が一生のうちに出会える人数は3万人程度だそうです。学校や仕事を通じて近い関係になる人は、3,000人、親しい会話ができる人は、300人、友達と呼べる人は、30人、親友と呼べる人は、3人。寿命が80年だとすれば、29,200日となりますので、一日1人と会っていることになります。日本の人口は1億2,000万人強ですから、出会える割合は0.025%です。(インターネットより抜粋)つまり、人と出会えたこと自体、奇跡的だということです。出会うだけではなく、再会し、さらに関係を深め、心が動き、あるいは相手の心を揺さぶるような出会いが起きます。そうなると出会いの数だけではなく、質が問題になります。出会えてよかったと思うこと、または、その逆。しかし、一生という時間のなかではすべて体験となり、その人の糧となります。「未経験の後悔より、経験の後悔」。引きこもり数年間を外界と遮断して生きていく人もいます。人は、出会うために生まれてきたと思えます。一番いいのは、好きな人と一緒にいること、好きなことをすること、ではないか、と思います。

 

投稿者: 葉山クリニック

2024.12.04更新

宗像市葉山クリニックの撫中です。現代社会はストレスが多く、人々は傷ついています。そんなとき、かける言葉として、何が一番優しい言葉なのか、考えてみました。過去のアンケートでは、「心配するな」「好き」「ありがとう」などが上位でした。みんないい言葉です。こころを癒すという意味では、毎日、使っている「おやすみなさい」が個人的には好みです。今日のことは済んだこと、思考も行動もやすんでいいよ、ということでしょう。また、前に進んでいる時でも、いったん止まっていい、と言ってくれてるようです。人、それぞれに優しい言葉は違うけれど、優しい言葉を発していれば、社会も少し柔らかな時間に包まれるかもしれません。

投稿者: 葉山クリニック

2024.11.27更新

漫画のタイトルがまちがってました。

「読むたびに幸せを」

でした。訂正してお詫びいたします。

投稿者: 葉山クリニック

2024.11.26更新

宗像市葉山クリニックの撫中です。表題は大学の同級生の子息が書いた漫画のタイトルです。月間ガンガンという雑誌に読み切りとして12月号に掲載されました。今後の反響によっては、連載となる大事な時期だそうです。同窓生に応援の輪が広がり、アンケートでの高評価が集まっているようです。創造することは難しく、批判は容易です。若いひとの挑戦を応援します。私も母親に支援され、大学まで、いけました。「意志あるところ、道ありWhere there is a will,there is a way」

投稿者: 葉山クリニック

2024.10.24更新

宗像市葉山クリニックの撫中です。イワシの群れで動く様はきれいと感じていました。しかし、大きな群れの両端にいるイワシはどのように意思伝達し、同じ動きをするのか不思議でした。この現象はイワシの本能に組み込まれた単純な3つのルールで再現できることがわかってきたようです。。

(1)周囲の仲間と適度な距離を保つ
(2)進む方向、スピードを合わせる
(3)仲間がたくさんいる方向へ向かう

さらに、動ける空間の広さにより、漂うだけから、回遊、直線的な動きなどが決まってくるようです。人間がマスゲームなどするときには、予めプログラムされた動きを個々が入力し、さらにリーダーが号令をかけ、練習を重ねて、統制ある動きを完成します。しかし、イワシにはリーダーもおらず、練習もせず、ぶっつけ本番ですぐ完成された群れとなります。逆に意思伝達の手段が単純で、人間のように個々の大脳が発達した場合、個々の判断が統制を乱すことになるのかもしれません。統制をとるための意思が一つであれば、集団が形成されやすく、大きな力となることは必然です。政治、宗教などそうやって集団となり、一つの方向に向かって進むことで幸福を実現しようとしてきました。時には、カリスマ性のあるリーダーの意思に引っ張られ、あらぬ方向へ行くことも歴史上、見られました。人間はイワシと違い、個々が判断するため、完全な群れは長期的には困難です。でもそれがリスクの回避になっているのでしょう。考えることをしなくなった人間(指示待ち)は来世イワシになるのではないでしょうか?

投稿者: 葉山クリニック

2024.10.23更新

宗像市葉山クリニックの撫中です。以下は孔子の論語の有名な一節です。

子曰く、吾れ
十有五にして学に志す。
三十にして立つ。
四十にして惑わず。
五十にして天命を知る。
六十にして耳順がう。

あくまで孔子自身がこうであったということです。そして、七十という年齢で、孔子は「心の欲する所に従って思うままにふるまっても、道をはずれなくなった。」と言っています。私は65ですが、他人のいうことに耳を傾けることも、思うままにふるまい、道をはずれないこともありません。これらは自己の価値観が同じであれば、達成できますが、価値観が違えば、評価されません。しかし、評価されるために自身の価値観を抑圧して行動することももはやできない年齢かもしれません。まず、自身の「正義」を定めること、その信条に沿い、行動すること、それで結果、評価されないこと、を恐れないこと。すべての人に評価・共感を得ようとしないこと、だと思います。常識は共通したものでないこと、を痛感する日々です。

投稿者: 葉山クリニック

2024.10.15更新

宗像市葉山クリニックの撫中です。表題は「魂が再び肉体に入ること」を指しています。小説や映画などで、生まれ変わり、魂の入れ替わりが題材になってきました。在りもしないことではないから、人々は想像し、物語を綴るのかもしれません。生まれ変わりは別の肉体に、過去に存在した精神(人格)が宿るというのが通常です。ほぼ人間の間でのやり取りですが、ときには、他の動物や植物、風景にそれを重ねることもあります。実際、人格(意識)と肉体が入れ替わるわけですから、それぞれが分離することが必要です。でもよく考えると、毎日、わたしたちは、寝ています。この時、意識はありません。肉体のなかに潜んでいるのか、分離して、非物質世界に存在するのか不明です。分離していたとしても目覚めと同時に、再びもとの肉体に戻ってきます。厳密には、もとの肉体ではなく、複数個の細胞が新陳代謝により、入れ替わった肉体です。こう考えると、わたしたちは毎日、生まれ変わっているのかもしれません。長い年月のなかで、肉体は経時的変化(老い)により、変遷するものの、目覚めとともに帰ってくる意識はそれまでの過去のものであって、決して未来の意識が返ってくることは現実にはありません。換言すると、「老い」も生まれ変わりと思えば、毎朝、違う自分に出会えて新鮮かもしれません。

投稿者: 葉山クリニック

2024.09.20更新

宗像市葉山クリニックの撫中です。今日、大谷選手が51-51を達成しました。シーズンはまだ終了ではないので、記録はさらに上乗せされるでしょう。かつてイチロー選手が安打数で記録を作り、未だに破られてないことも思い出しました。100mの記録も少しずつ短縮しており、限界というのがあることはわかりますが、現実にどこなのか、それがいつなのか、私にはわかりません。人間の可能性は無限だと思います。いいものを見せてもらいました。

投稿者: 葉山クリニック

2024.08.07更新

宗像市葉山クリニックの撫中です。映画「ゴジラ-1.0」で、ゴジラが放射能を口から吐く前に背中の突起がひかります。youtubeでの岡田斗司夫さんの解説では、これを「チェレンコフ放射」と呼ぶのだそうです。相対性理論では光の速度(c)は一番速いとされています。定義では真空中での理論で、空気や水といった溶質中では(c)よりも遅くなるそうです。例えば、水中では0.75c。前述のゴジラの光は、溶質中の光の速度を超えます。光より速いものとして想像できるものが、「タイムマシン」。未来からの光を先回りしてみることで、未来を見れる、つまり未来に行く、ことができる、というものです。ゴジラの光は少し未来から来た光であるならば、そうだといえます。ちなみに夜空の星の光は何億光年もかけて地球に届いた光もあり、それは何億光年前の光、つまり過去を見ているということになります。想像は広がりますが、夜空はきれい、と思ってみるだけで十分ですね。

投稿者: 葉山クリニック

2024.06.29更新

宗像市葉山クリニックの撫中です。今、東京都知事選の候補者討論会を見ていました。太陽の黒点活動と経済活動が密接に関係しているというのが話題になっていました。黒点活動は気温や、紫外線量などの、主に気象に影響を与えますが、その結果、地球上の経済活動にも密接に関連して影響を及ぼすことは知られています。例えば、雨が降れば、コンビニの売り上げは10%落ちるなど、わかりやすい例です。他方、影響は経済だけにとどまらず、人間の健康にも影響し、黒点活動が少ない時に疫病などが流行ります。近々では、コロナウィルスのパンデミックがそれにあたります。最近、黒点活動は増加傾向にあり、コロナショックも終結してほしいところですが、まわりでは、まだ、流行は完全には収束しておらず、混乱がないのは人々が慣れてしまっただけのような気がします。ただ、黒点周期を鑑みれば、景気、病気もそれぞれ、良い方向に向かう条件はでてきたように思えます。

投稿者: 葉山クリニック

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